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Xojo日本語ブログ

マルチプラットフォーム対応アプリが開発できるXojoのブログです。

macOS/Linuxアプリの64bitデバッグに対応しました

先日リリースされた2017リリース1でmacOSLinuxの64bitでのデバッグに対応しました。これまではビルドはできましたが、デバッグができませんでした。今後は32bit、64bitともにデバッグ可能になります。なおWindowsはまだ対応していないのでご注意ください。

32bitと64bitの違いについて

32bitと64bitの大きな違いとしては扱える数値の桁数になるでしょう。32bitの場合、-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647になります。対して64bitの場合は-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807になります。

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また、よく言われるのはメモリの利用可能量が増大することです。32bitの場合は2GBまでですが、64bitは8TBまで拡大されます。通常は1TBも搭載されませんので、ほぼ無尽蔵に使えます。

ビルド設定で選ぶだけ

これまで32bitで作ってきたアプリケーションであれば、ビルド設定においてアーキテクチャx86 64bitにするだけです。これだけで生成されるアプリケーションが64bit版になります。

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デバッグ時の注意

Xojoアプリでは32bitの時には Target32Bit が Trueに、64bitの時には Target64Bit が Trueになります。この値を見て処理の判別ができます。

例えば32bit版で符号付き整数で 2,147,483,648 を定義すると、 -2,147,483,648 となります。ユーザが自由に入力する数字などを整数型に変換したりすると処理をミスしてしまう可能性がありますので注意してください。


macOSなどは64bitが基本になっていますので、開発するアプリケーションも64bitの方が主流になっていくでしょう。ぜひご利用ください。