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Xojo日本語ブログ

マルチプラットフォーム対応アプリが開発できるXojoのブログです。

プログラミング教材としての視点から見るXojoの利点

学習 Xojo プログラミング言語

2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が検討されています。今後、IT系人材が不足すると言われており、早期プログラミング学習を通じて人材育成が進めることが求められています。

小学生向けのプログラミング学習に利用されるプラットフォームとして注目されているのがScratchになります。キャラクターが動いたりするのは最初の切っ掛けとして面白く、興味を持ってもらう上でうってつけと思われます。

しかし、より本格的に開発していこうと思った時には別なプログラミング言語が必要になるでしょう。今回はそんな時になぜXojoがお勧めできるのかという点を紹介します。

GUIがあるソフトウェアを作れる

まず大きなメリットとしてGUIを持ったソフトウェアが簡単に作成できるという点が挙げられます。昔からプログラミング言語を覚える際にはスクリプトを書いて、コマンドラインで叩いたり、結果をコンソールで確認しながら進めることが多かったかと思います。これでは今のGUIに慣れた子供にすれば味気なく、単調に映ってしまうことでしょう。

GUIがあることで入力したり、その結果を確認するのが容易になります。別な言語の場合、HTMLで画面を作ることが多いのですが、HTMLで見栄えの良いページを作成するのは容易ではありません。

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XojoではGUIを持ったソフトウェアを簡単に作成できます。画面もドラッグ&ドロップで部品を追加していくだけでできあがります。これはデスクトップ、Web、iOSどのプラットフォームであっても同じです。

Windows/macOS/Linuxで動く

多くの学校ではOSが固定されています。場合によってWindowsのこともあるでしょうし、理系の学校などではmacOSを使っているところもあります。大学などではLinuxを使っているケースもあるでしょう。そうした中で体系的に一つの言語を覚えていくというのは困難です。

また、学校ではWindowsを使っていて、家庭ではmacOSという場合もあるでしょう。こうした時にも学校で覚えた知識が活かせないという問題があります。学校で覚えたことを他で使えてこそ意味があると言えます。

Xojoはマルチプラットフォームで動作するので、自分が好きな環境で開発ができます。プログラミング言語は同じなので、WindowsでもmacOSでも同じ書き方で同じ動作をするソフトウェアを開発できます。

セットアップが簡単

プログラミング言語によっては環境設定に苦労するというのはよくある話です。巨大なインストーラーをダウンロードしてしばらく待つ羽目になったり、一週間毎にアップデートが来たりすることもあります。何か新しいことをしようとすると追加のパッケージが必要になって、すべてインストールしなければならない…なんてことになると授業する時間すら削られてしまいます。

Xojoの場合、セットアップはごく簡単です。インストーラーを実行するだけですし、そのインストーラーはUSBメモリなどに入れて各コンピュータで実行すれば良いでしょう。macOSであればアプリケーションをコピーするだけです。アップデートは3ヶ月毎に行われますが、そのまま継続利用している方もいます。

IDEで簡単にデバッグできる

プログラミングは常にうまく書けるとは限りません。多くの場合、書き方にミスがあったり、データ形式にミスがあったりしてエラーになります。スクリプト言語は実行時にコンパイルするので、エラーが出ると解決に時間がかかりやすいのが難点です。

XojoはIDE上で作るので、常に変数の型や入力エラーがないかを確認できます。これによってプログラミングを間違える可能性が格段に下がります。また、IDE上でブレークポイントを設定することで実行を途中で止めて、中の変数がどうなっているか、どう処理が進んでいるかを追いかけることもできます。

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プログラミングはうまく動いている時は楽しいですが、エラーになると途端に気落ちしてしまいます。エラーにならないための工夫と、エラーになった時にもすぐに自分で解決できる機能があるかどうかは学習効果に大きな違いが生まれるでしょう。

スマートフォン、IoTにも使える

子供であれば誰もが親しんでいるスマートフォンタブレットといった今時のデバイス向けのアプリケーション開発もXojoで行えます。デスクトップは現代の子供にとって煩わしいものになりつつあります。デスクトップで作ってデスクトップで動かすだけでなく、スマートフォンで動くものの方が見た目のインパクトは大きいと言えます。

XojoではiOS向けの開発もサポートしています。デスクトップアプリケーションを作ってみて、そのままのやり方でiOSアプリも作れるようになります。自分で作ったアプリケーションが親のスマートフォンで動いたとしたら、どれだけ楽しいことでしょうか。さらにAndroidについても2017年中の対応を予定しています。

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さらにRaspberry Pi向けのアプリケーションも作成できます。LEDを光らせたり、ステッピングモーターを回転させたりといった動くガジェット作成もXojoでできます。デジタルデバイスの中だけでなく、フィジカルな体験ができるのは教育上お勧めです。

すぐに覚えられるやさしい言語体系

プログラミング言語というのは普段の生活の中で使われることは殆どなく、とても難解な呪文のように受け取られがちです。それをただひたすらに書き続けて動くものを作るというのは楽しさの欠片もないでしょう。

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Xojoの言語体系はとてもシンプルです。全くのゼロから覚え始めたとしても、すぐに書けるようになるでしょう。さらにボタンを押した、選択したといったイベント駆動でプログラムを記述する方式になっていますので、直感的で、何をしているかが一目で分かるようになっています。


本家のUSではXojoを子供向けの学習教材と提供しています。一番最初のビジュアルプログラミングを終えた子供たちが、次のステップとしてもう少し本格的なものを作ろうと思った時にXojoはぴったりなプログラミング言語です。さらにプロとしてXojoを使っている方々もたくさんいるので、Xojoを継続的に学ぶことは、プログラマーとして生計を立てる上でも全く問題ない、信頼できる言語であると言えるでしょう。